オーエムジー(OMG)とは?
イーサリアム上で動作していくブロックチェーンとなっているオーエムジーは、デジタル決済関連サービスなどで活用されるオープンかつ信頼性が高い状態になっています。オーエムジーは特に決済システムが異なっていても、スムーズに資産をしっかりとやり取りしてくれます。海外でも銀行などで活用されていますが、APIでも安全に運用できるように標準されたものが提供されています。様々な決済システムが相互運用をしっかりと行えるように配慮されており、様々なシステムに簡単に活用することができます。
2023年3月の値動き
2023年3月現在のオーエムジーの値動きを見ると購入価格が180円台、売却価格が200円前後となっています。
市場で今後取引量が活発になると、大きく値動きが生じることもあります。
今後の値動きにも注意しながら、オーエムジーで取引を行いましょう。
特徴やメリット
オーエムジーは分散型金融プラットフォームとして注目されていますが、暗号通貨やトークンだけでなく決済システムなどにも対応しています。金融サービスでもオーエムジーは、高速トランザクションやセキュリティー面で安全に取引ができるように提供されています。
オーエムジーのメリットとしては高速トランザクション処理以外にもサードパーティの開発が簡単に行える点があります。自由にユーザーが情報を交換することも可能で、オープンソースのプラットフォームとしても知られています。独自のサービスを開発することも可能で、セキュリティー面でも他の仮想通貨よりも安全と言われています。これがビジネスでも活用されていて、今後もオーエムジーの需要が増えると考えられています。
オーエムジーを使用できるサービス
オーエムジーを使うことができるサービスは、以下のようになっています。主には暗号通貨やゲームなどで利用されていますが、トークンは報酬でも利用されることもあります。国際送金でも利用されていますが、今後オーエムジーがイーサリアムとともに開発が進むと使用できるサービスも増えると考えられています。
- OMG Network
- Plasma
- Wallet SDK
今後の将来性
今後のオーエムジーはイーサリアム上で機能しているので、イーサリアムが成長すると一緒にオーエムジーも注目されると考えられています。開発者や企業がオーエムジーにもイーサリアムと同じように関心を集めているので、市場の需要も高まっていくことでしょう。
新たな技術や商品の開発がオーエムジーを活用して進むことで注目されることが増えますが、競合他社が出てきたり規制当局の制限が入ることもあります。リスク面も考慮しながら、オーエムジーを活用する開発が進むことを期待しましょう。
デメリット
オーエムジーについてデメリットは、以下のような点があります。
- 流動性が低い
- 新しい技術を導入する時に生じるリスク
- 開発が停滞する
- コミュニティが未だに小さい
- 法的問題の配慮が必要
オーエムジーは現在プライバシー面で法的問題に直面していて、規制当局からもチェックされることが多いです。一般的な国内の仮想通貨取引所では上場されていないので、売買が行えるほど必要な流動性が不足した状態になっています。コミュニティも小さいので、多くの人に未だに受け入れられていない状況になっています。
そもそもオーエムジーはゼロ知識証明という、新たな技術を取り入れようと検討されています。これが十分に検証されなければ、セキュリティ面や信頼性について前向きな状況を作り出すことができません。開発者が集中していないケースも多く、開発の停滞が起こっています。今後もアップデートや、新規機能の開発などが遅れることも考えられます。
オーエムジーのこれまでの値動き
2017年末~2018年初頭 ——ビットコインバブルにより高騰する
2018年~2019年 ——バブル崩壊により下落
2020年 ——コロナショックとなり、価格が再度10ドル台まで高騰する
2021年末~ ——下落基調が続き、2022年に入り5ドルを割り込む時期が増える
オーエムジーを取引している仮想通貨取引所
オーエムジーの取引を行える主な仮想通貨取引所については、以下の通りになっています。仮想通貨取引所によっては、オーエムジーを取り扱っているかどうか確認が必要です。
さらにオーエムジーは国内の仮想通貨取引所で、一切取り扱っていないこともあります。選ぶ時にはオーエムジーの取引においてセキュリティや手数料などをチェックして、自分に合うところを選ぶようにしましょう。
- Binance
- Bitfinex
- OKEx
- BitMax
- MXC
- CoinEx